椎間板ヘルニアの手術

椎間板ヘルニアの手術

症状が重い場合、保存療法ではなく手術療法がとられることがあります。椎間板ヘルニアの手術には様々な方法があります。
●PN法:椎間板の中から髄核を適量取りだす方法。背中から数ミリの管を刺して患部だけを摘まみ出す手術なので局所麻酔で済み、1時間程度で終わります。後遺症が少なく体への負担も少ない手術です。ただし、ヘルニアの種類によっては効果がないため受けられないこともあります。●LOVE法:背中側を数センチ切開し、腰椎の必要個所を削りヘルニアになっている髄核を切除する方法。全身麻酔で行われ、術後も10~20日程度入院する必要があります。最近では背中側の傷が小さくて済むマイクロラブ法もあります。ヘルニアになっている個所を切除するので、確実に症状が改善されるというのが最大のメリットです。●MED法:内視鏡を使って行われる手術方法。内視鏡と外筒が入る大きさ(1.5~2mm程度)の切開で済むので、体への負担は少なくて済みます。内視鏡手術に熟達した医師が少ないため、この手術を受けられる病院が限られてしまう場合があります。●脊柱固定術:脊柱に固定具を埋め込みます。固定具には、本人の骨盤の骨が使われたり金属プレートなどが使われたりします。再発しにくくなるのが特徴ですが、脊柱が安定するまで長い期間がかかります。