ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの関係

ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの関係

突然腰にくるぎっくり腰。西洋では魔女の一撃といわれているそうです。椎間板ヘルニアとよく混同されることがありますが、実は別のものです。とはいっても、急性の腰椎椎間板ヘルニアが発症する時は、ぎっくり腰と同じことが腰に起こっている場合がほとんどなのでまったくの別物ともいえない関係です。
ぎっくり腰と腰椎の椎間板ヘルニアとの一番の違いは、椎間板がはみだしたかどうか、です。ヘルニアとはそもそも、『臓器の一部があるべき場所から逸脱した状態』を指す言葉です。ですから椎間板が『ヘルニア』したのが、椎間板ヘルニアなのです。それに対してぎっくり腰は、簡単にいうと腰椎のねんざです。ぎっくり腰をやったことのある人なら覚えがあるかと思いますが、ぎっくり腰は洗面時など何気ない日常的な無意識の動きで体を前屈したり、ひねったりした時にも起こります。人によって、グキッと腰が鳴るような激痛みが走ったり、カクンと腰がくだけるような痛みを感じるなど症状も違いますが、無理に動くと痛みは激しくなってきます。安静にしていれば2~3日で痛みは引いていき、しびれが残ったりはしないはずです。しびれが残るようであれば、それは椎間板ヘルニアの疑いがあります。