椎間板ヘルニアの大小

椎間板ヘルニアの大小

大きいヘルニアと小さいヘルニアで起こる椎間板ヘルニアでは、大きいヘルニアが全ての場合において痛みが大きくなると思われがちですが、決してそうではありません。
神経に当たる、当たらないが痛みの大小につながるので、小さいヘルニアでも、それが神経に強く当たっていれば痛みがひどくなります。

ヘルニアが大きいときのリスクは、神経ブロックの注射が効きにくかったり、効いても、麻酔の効果が切れると痛みがひどかったりします。
また、神経を広範囲に圧迫することで神経の麻痺が起こる確率が上がったり、手術後の経過が思わしくなかったりと、大きいヘルニアのほうが厄介です。
神経の麻痺が起きると脚力が一気に衰えたり、排尿ができなくなったりする症状が起きます。
同じ痛みの状態であっても、ヘルニアが大きいようであれば、早めの手術に踏み切るほうが良いように思われます。
ただし、尿が出ないなどの神経麻痺状態が起きていれば、すぐに手術を行わねばなりません。