神経ブロックの種類

神経ブロックの種類

神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射し、痛みが脳に伝わるのを遮断(ブロック)する神経ブロックは、神経に直接、またはその近くに注射するための麻酔薬も少なくて良いので副作用がなく、効果が高い特徴があります。
また、神経ブロックは、痛みが麻酔の効いている間だけなくなるという効果だけでなく、繰り返し注射を行うことで痛みが取れてしまう根本治療が期待できます。
この神経ブロック注射はたくさんの種類がありますが、良く使われるものを以下に説明します。

1)硬膜外ブロック:
硬膜外ブロックとは、脊髄をおおっている硬膜の外側にある硬膜外腔という空間へ、局所麻酔薬や炎症を抑制する薬剤を打つことで炎症を起こしている神経やじん帯、関節に作用して炎症が抑えられ痛みが緩和されます。
痛みのある場所に応じて、頸部、胸部、腰部、仙骨部のいずれかに注射が行われます。
腰痛、ぎっくり腰、肩こりなどに使われます。

2)神経根ブロック:
炎症を起こしている神経に直接針を刺し痛みをブロックする方法です。神経に直接、麻酔薬を打つので効果は高いですが注射時に痛みがあります。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などに使われます。

3)星状神経節ブロック:
7つある頸椎の一番下の両脇あたりにある星状神経節には、多くの神経が集中しています。
この部分に少量の麻酔薬を繰り返し30回ほど打つのが星状神経節ブロックです。
自律神経の働きが正常に戻ることで自律神経失調症の症状などを緩和します。