腰椎椎間板ヘルニアの最新手術治療「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」

腰椎椎間板ヘルニアの最新手術治療「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」

椎間板ヘルニアの手術方法には、近年普及が進んでいる内視鏡術がありますが、一般的な内視鏡術よりも体への負担が少ない手術法として「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」があります。

「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」は、針をヘルニアの髄核に挿し込んで吸収するというもので、傷口は針の穴のぶんだけですみます。入院は1日ですから一泊二日でヘルニアの手術がおこなえるということです。内視鏡術も早期社会復帰が必要な方に合った手術方法ですが、治療成績では「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」のほうがまさると言われています。

現在「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」を実施できる病院はまだ少ないですが、今後の普及が期待されます。

「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」で使用する針は、特殊なつくりとなっていて、X線透視を行いながら針を刺して、椎間板の中心の髄核に針が届くと、針からワイヤーを出てくるようになっています。そしてこのワイヤーが回転し髄核が削られて吸引されるようになっています。仕組みとしては、飛び出していた髄核を引っ込める除圧治療ですが、体への負担は圧倒的に少なく、術後の痛みもほとんどありません。

内視鏡術と比較すると、手術自体が簡便であること、また再発率がおさえられるということがあります。ただし自由診療となりますので、費用は高額となり、入院費込みで60万円程度かかるようです。費用が高額となることが「enSpire 経皮的椎間板粉砕・切除術」の唯一のデメリットと言えるかもしれませんね。