椎間板ヘルニアの治療法

椎間板ヘルニアの治療法

椎間板ヘルニアは、手術の必要な重い病気というイメージを持たれていますが、一般的には手術を必要としない保存療法で大半が改善する病気です。
保存療法としては、まず安静にし、次に炎症を抑えるために薬物療法や理学療法がおこなわれ、効果がないときには、炎症箇所に局所麻酔薬など副腎皮質ステロイド薬の注射を行うブロック療法がおこなわれます。

安静時には股関節と膝関節を曲げた状態で寝ると痛みが軽減することが多いと言われています。
安静時には理学療法(物理療法)の一つであるコルセットが用いられます。
薬物療法で使われるのは消炎剤で、内服薬、軟膏タイプの塗薬、湿布薬、座薬があります。
コルセット以外の理学療法には、温熱・電気・光線などを使用する療法や牽引療法があります。
その他、痛みが軽くなれば、運動療法を併用すると再発防止や予防になります。
ブロック療法は、痛みがひどい場合に行われます。

そして、これらの保存療法を3か月程度続けても、効果が得られない時や痛みがひどく日常生活に支障が出るような場合は、手術が検討されます。
最近の手術は、身体に負担の少ない低侵襲手術が増加し、MEDと呼ばれる内視鏡による手術は時間が1時間程度、入院期間も1週間程度と短かくて済むようになっています。
MEDよりも更に身体への負担の少ないPELDと呼ばれる手術も増加しています。