腰痛と筋肉・骨格の関係

腰痛と筋肉・骨格の関係

腰痛には腰周辺の骨や筋肉が深く関わっています。

私たちの体を支えている背骨は26個の円柱形の骨が連なって成り立っています。
この26個の下から5個目までが腰椎と呼ばれる所で、腰椎の下には仙骨、尾骨、そして骨盤があります。

腰椎の間には、動きやバランスに重要な役割を果たしている椎間板があります。
頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨、をまとめて脊椎とよびます。

赤ちゃんが成長して立ち上がってよちよち歩きで歩くようになると、体の横から見ると首から腰までが綺麗なS字状になった成人の脊椎が完成していきます。
このS字カーブを生理的弯曲といい、その構造は体の重みを効率よく支え、、バランスをとり立ち歩行ができるように機能を果たしているのです。

腰に様々な動作によって受けたストレスが蓄積されると、腰椎にゆがみや変形が生じて腰痛の原因となり、重症化すると椎間板ヘルニアにも発展してしまいます。
また、脊椎だけではなく筋肉も上体の重みや動きを支えるのに重要な役割を果たしています。
筋肉が脊椎の前後からバランスよく支えることで姿勢を維持する事が出来るのです。

骨盤も、人体を形成する骨格の中で全体のバランスを支える一番重要な骨格です。
骨盤に歪みが生じると身体の縦軸を支えるバランスが崩れ、骨格だけでなく筋肉の活動にも悪影響を及ぼします。

骨盤と背骨に直接付いている大腰筋と腸骨筋は、腰痛に特に関連のある筋肉と言えます。
腰痛に関係の深いこれらの筋肉は、普段の生活ではあまり使う事がないため鍛える事が難しく、意識的に運動しないと鍛える事ができません。

サッカーのリフティングなどはこれらの筋肉を鍛えるのに都合の良い運動です。
また、腿上げ運動や階段を1段飛ばしで上がる方法も効果があります。

いずれにしても、1日に何分とか何回とか決めて継続して行う事が大切です。
また、正しい姿勢やバランスの良い食事、運動不足の解消で、筋肉の活動を活発にするように心がけて、腰痛や椎間板ヘルニアの原因を排除しましょう。