神経ブロックとは

神経ブロックとは

注射によって神経やその周りへ麻酔薬、鎮痛薬を注入する方法です。これにより、痛みの伝導をブロックします。ただ、対象となる患者は、抗炎症薬を使用しても効果のない方となります。また、この治療方法は、排尿排便障害、脚の麻痺している方、免疫機能の低下している方へは特に用いないようにします。

 それでは神経ブロックを行うときの痛みの慢性化について説明をします。痛みを感じるということは、簡単に言えば患部が緊張した結果、血管が収縮して血流が悪くなり、そこに痛みの物質、すなわち発痛物質である主にセロトニン、ブラジキニン、ヒスタミンなどが溜まるわけです。

  この痛みの状態に対して、神経ブロックを行うと、交感神経が遮断されることにより、筋肉の緊張が解れ、血流が改善されていきます。このように患部に滞っていた発痛物質である主にセロトニン、ブラジキニン、ヒスタミンなどが運び出されることにより痛みが取り除かれることになります。

神経ブロックの種類

ここでは主に椎間板ヘルニアと坐骨神経痛で用いる神経ブロックについて説明をします。

硬膜外ブロック(こうまくがい):

硬膜の外側に麻酔薬を注入することで痛みをブロックします。これは椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの患者が対象となります。

神経根ブロック:

痛みがある箇所(圧迫している箇所)、もしくはその周りに麻酔薬を注入することで痛みをブロックします。

副作用としては、脱力感、しびれ、めまい、頭痛、脱力感、排尿障害などがあります。