椎間板ヘルニアの手術(脊柱固定術)

椎間板ヘルニアの手術(脊柱固定術)

脊柱固定術は、神経を圧迫している部分を切除した後、弱った脊柱を保護する事と再発防止を目的として他の手術と平行して行われます。

患者さん本人の骨(移植骨)や人工骨を挿入して固定します。
また、金属製のスクリューやプレート等を使用して椎体間を固定し、脊椎の安定性を高める場合(インストゥルメンテーション)もあります。

骨の中に金属ネジを入れるというと恐ろしい気がしますが、最近ではコンピューターを用いたナビゲーションシステムが発達していて、安全かつ確実な手術が行えるようになっており、念入りな打ち合わせとシミュレーションが行われています。
前方アプローチ、後方アプローチ、後側方アプローチによる手術があります。

この手術は、再発率が高いヘルニアをかなりの確立で防護できることがメリットです。
デメリットは一部が固定されるために違和感があること、術後のリハビリや、医療用コルセットの購入の費用なども含めると施術料金が高くなることなどがあります。
保険は適用されるものの、支払額が100万円近くなることもあるようです。

また、高度で時間の掛かる手術であり、体への負担が大きい事、椎間板ヘルニアの痛みは解消されたとしても、手術後の痛みは数日間続くことなど、細かなデメリットに関してもよく調べて納得した上で手術を検討するようにしましょう。

脊柱固定術は椎間板ヘルニアの再発防止に大きな役割を果たします。
しかし、椎間板ヘルニアの原因ともなる生活習慣を改めなければ、他の椎間板がヘルニアを起こす可能性もあります。
ヘルニアの要因となるような生活習慣を改め、普段から背筋腹筋を鍛える事などを心がけるようにしましょう