椎間板ヘルニアのタイプ

椎間板ヘルニアのタイプ

椎間板ヘルニアはタイプ別に分けると、脱出型と膨隆型に分けることができます。

・膨隆型椎間板ヘルニア
繊維輪に亀裂が入ってなくて、髄核も繊維輪から飛び出すことはありませんが、髄核と繊維輪が一緒に膨れ出て神経を刺激します。
この膨隆型椎間板ヘルニアは比較的若い人に多く、一度椎間板ヘルニアになると繊維輪の形が変形してしまうので、長引くケースがよくあります。
しかし、脱出型より圧迫感が少ないのが特徴です。
また、後縦靭帯を圧迫するので、下肢の神経痛よりも腰痛の方が症状として現れやすくなります。

・脱出型椎間板ヘルニア
稚骨と稚骨の間にある繊維輪に亀裂が入り、そこから中の髄核が繊維輪を完全に飛び出した状態のものです。
飛び出した髄核が脊柱管内や椎間孔内にはいり神経根を刺激するため、腰痛や腹痛・下肢の痺れ、坐骨神経痛などの激しい症状を引き起こします。
激しい痛みのわりには、数ヶ月で症状が軽くなることが特徴です。

飛び出た髄核の一部が、椎間板の中の髄核と完全に分離している状態のものを、完全脱出型といいます。

程度が重いものには、髄核が後に飛び出して、じん帯を突き破るタイプの穿破脱出型、
穿破脱出型でじん帯を突き破った髄核の一部が離れたところに移動したタイプの遊離脱出型などがあります。