椎間板ヘルニアにおける腹式呼吸の有効性

椎間板ヘルニアにおける腹式呼吸の有効性

椎間板ヘルニアは、腰や背中の筋力が弱ったり不自然な力が加わったりして起こります。予防するためには腹筋や背筋運動が効果的だと言われています。

しかし、腹筋や背筋運動よりももっと気軽に・場所を選ばない・持続可能な椎間板ヘルニア予防法として、横隔膜を上下に動かす腹式呼吸法があります。

椎間板ヘルニアで痛みがある時は、腹筋背筋運動などはとても出来るものではありませんし、してはいけません。

しかし、腹式呼吸は、正しいやり方をマスターすれば、オフィスでの空き時間や電車などの移動時間に気軽に出来るものなのです。

腹式呼吸の正しい方法は
1.目を閉じて片手を丹田(下腹おへその下あたりにあるツボ)に片手を置き、丹田を意識します。
2.息を一度だけ吐き出します。
3.丹田を意識しながら、ゆったりと深く大きく息を吸い込みます。
4.お腹がへこむまでおなかの中のものすべてを吐き出すつもりで、息をおなかから吐き切ります。
5.1~4を繰り返し、一日10分程度できれば座って行ないます。

おなかにグッ!と力を入れた時にかかる圧力の事を腹腔内圧といい、背骨とともに体を支える重要な力となります。

腹腔内圧は高いほど、背骨にかかる負担の軽減となります。
腹式呼吸は、腹腔内圧のアップ、腹筋の強化に有効で椎間板ヘルニアの予防になり、また便秘や冷え性の改善、リラクゼーション効果、自律神経の調整などの効果も期待できます。