椎間板ヘルニアとぎっくり腰の違い

椎間板ヘルニアとぎっくり腰の違い

ぎっくり腰と椎間板ヘルニアは同じと考える方が多いのですが、この二つは同じものではなく違った特徴と原因を持っています。

・ぎっくり腰
ぎっくり腰というのは一般的な名称で、医学的には急性腰痛症といい、中腰で重いものを持ち上げたり、急に激しい運動をしたり無理な体勢で腰をひねったりしたときに起こる急性の腰痛です。

ぎっくり腰は、いわゆる腰の捻挫ですから、椎間板の損傷がなく髄核が突出していないので神経圧迫も基本的には生まれず、痺れはまず起こりません。
腰の筋肉に十分な血流がないところに、急激な負荷が加わったために筋膜が炎症を起こしている状態で、安静にしていれば通常3週間程度で治ります。

・椎間板ヘルニア
姿勢の悪さや加齢、またぎっくり腰と同じように腰への不自然な負担が原因で背骨や骨盤がずれることによって椎間板が損傷し、髄核が椎間板の外に飛び出して脊髄中枢神経に接触してしまいます。

そのため腰痛の他にも足のしびれや坐骨神経痛の症状もあらわれ、日常生活が辛いような状態にもなります。
椎間板ヘルニアは短期間では戻らず、長期的な保存療法や重度の場合は手術が必要な場合があります。