腰痛と腰椎椎間板ヘルニアの関係

腰痛と腰椎椎間板ヘルニアの関係

腰痛は「国民病」ともいわれ、長い人生の間にだれでもが一度は経験するといわれています

腰痛とヘルニアはとても深い関係にあり、腰痛=腰椎椎間板ヘルニアと思われがちですが、実際はどうなのでしょうか。
ジョージ・ワシントン大学で、過去に全く腰痛を経験したことのない人をMRI検査で観察したところ、60歳以下で腰に痛みのない人の20%に椎間板ヘルニアが認められ、50%の人に椎間板の膨らみ(椎間板変性)が見られ、また、60歳以上では30%の人に椎間板ヘルニアの存在が認められ、80%近くの人に椎間板の膨らみ(椎間板変性)が見られたという報告があります。

この結果から、腰痛や坐骨神経痛の自覚症状がなくても、かなりの確立で椎間板ヘルニアの状態にある人が存在していることになります。
腰痛や痺れの症状は表れていないだけで、潜在的椎間板ヘルニアの患者はたくさんいるという事になります。

ヘルニアで腰痛が起こる場合は、若年層ではスポーツなどの原因が考えられるのですが、加齢による骨の老化や筋力の衰えなどで発生するケースが多い事から、中高年の方を悩ませる腰痛がヘルニアが原因である事も考えられます。

この様に、腰痛とヘルニアは深い関係を持っていますので、日頃から正しい姿勢を心がけ、腹筋・背筋を鍛えるような運動をして筋力低下が進まない様に、気をつける事が大切です。