椎間板ヘルニアに関する筋肉「内腹斜筋」

椎間板ヘルニアに関する筋肉「内腹斜筋」

椎間板ヘルニア等の場合、コリの連鎖が始まる要因となる筋肉は、「外腹斜筋」と「内腹斜筋」で、この2つが機能不全を起こすためと考えられています。
腹部両側を支えるこの2つの筋肉が機能不全を起こしてしまうと、実質腹部の筋肉は「腹直筋」だけになり、縦の動きにしか対応できなくなります。

内腹斜筋は、「お腹の内側を、斜めに走っている筋肉」で外腹斜筋とセットで扱われることの多く、ほとんど外腹斜筋に覆われています。
腹筋の「インナーマッスル」で、外腹斜筋の更に奥に走っており、腹直筋・腹横筋らと共に、肋骨部から骨盤部へと走行しています。

体を前屈・側屈・回旋させる作用、また胸郭を引き下げ、 脊柱(背骨)を屈曲させ、更に骨盤の引き上げなどに作用します。

これらの筋肉は、単に体幹を動かすだけでなく、腹腔内圧を高めたり、内臓の位置を安定したり、排便を助けたりしています。
内腹斜筋の筋肉が付いている方向は、外腹斜筋と反対になっていますので、腹筋運動の際の内腹斜筋は反対側の外腹斜筋と共に働きます。

しかし、インナーマッスルのため、多くの人が「眠らせている筋肉」なのです。
しっかりと使って鍛えれば、腰椎にかかる負担が分散されるのでぎっくり腰やヘルニアに対して非常に強い腰になります。
また力仕事やスポーツなどでの身体への負担が軽減され、無駄に体力を使う事もなく、負担もバランスよく 分別されるようになるのです。

腹壁を作る一つの筋として働く体内コルセットの一部分でもあり、この筋を強化することにより骨盤が安定します。
この筋肉が健康であれば、椎間板を圧迫しないように体を支えることができますので、腰の痛みもでにくくなります。