椎間板ヘルニア、成長期における「生活リズム」の重要性

椎間板ヘルニア、成長期における「生活リズム」の重要性

椎間板ヘルニアは、かつては加齢が原因で発症する高齢者の病気といわれていましたが、近年は若い世代にも増えてきています。
しかも、腰を痛めるようなスポーツ等を特にしていない10代、20代にも見られるようになっています。

若年層の椎間板ヘルニアでは、比較的に脚の症状はなく、腰の痛みのみであることもあります。
その原因は現在も研究が続けられていますが、考えられる要因として「食生活」や「生活リズム・環境」といった問題が取り上げられています。

【食生活】

最近の若者は「朝ごはんを食べない」「スナック菓子やコンビニ弁当が晩御飯」といった話をよく聞きますが、このような偏った食生活をしていると、身体に良いわけがありません。

栄養面で偏った食生活が継続的に続くと、脊椎や椎間板などの骨の健康を害し、血液の健康にも関わってきます。

本来ならば何でもないような小さな負荷でも、骨が健全さを失うと、腰痛や椎間板ヘルニアになってしまう事がありうるのです。

1日3食きっちりと、栄養のバランスを考えて、特に朝食はしっかりと摂ることが大切なのです。

【生活のリズム】

人間の体は、朝起きて昼動き、夜は充分休むといったリズムで生活することで健全さが保たれるようになっているものなのです。
また、この生活のリズムが崩れていれば、おのずと「食生活」のリズムも崩れることになります。
遊びで夜更かしをしたり、徹夜をしたりすることがないようにし、体がしっかりと休息を取れる時間(1日最低8時間)を持たなければなりません。

睡眠も十分とらず、栄養面でも偏ってしまうと、身体の健全さが失われるのは当然で、必然的に骨の健康状態も悪くなってしまいます。

これが若年層でスポーツもしていない人に慢性的な腰痛,そして椎間板ヘルニアといった症状をもたらすことになるのです。

カルシウム等の骨の健康にとって大切な栄養素は、若い間には骨に貯蔵されていくのですが、30代以降は貯蔵されず取り崩していくことになります。

カルシウム等は若い時にしっかりと摂取し、骨に十分蓄積しておかなくてはならないのです。
若い時代に不摂生をしてしまうと、30代,40代でいくら取り戻そうとしても取りもどせず、将来において必ず「つけ」がまわってきます。

幼少時から10代、20代の間に、健康的な生活リズムとバランスの良い食生活の「習慣」をつけておく事がとても大切なのです。