腰椎椎間板ヘルニアの年代別にみる発生率

腰椎椎間板ヘルニアの年代別にみる発生率

椎間板は年齢を重ねるごとに水分がなくなってきて硬く、もろくなり飛び出しやすくなってしまします。
その為、椎間板ヘルニアの原因では老化によるものが一番多いと言われています。

しかし、実際に椎間板ヘルニアを発症している年齢は高齢の方ほど多いのかというと、実はそうではないのです。

年齢別の椎間板ヘルニアの発生率を見ると、意外と20~40代が高くなっていて、特に30代が30%近くを占めているのです。
勿論、激しいスポーツをするような10代の若者にも発生します。

この原因としては、椎間板は20歳を過ぎたころから老化が始まり、水分が少なくなっていきます。

椎間板の変性は、20歳代で約30%、30歳から40歳では約50%、さらに高齢者になるともう、ほぼ全員に近い約80%以上になります。
一方、 椎間板ヘルニア全発症者に対する年代別の発症率は、10代で12.3%、 20代で22.5%、30代で29.2%、40代で25% 50代で9.1% 60歳以上2.0%となっています。
椎間板に変性が見られる場合は、若い人ほど椎間板ヘルニアを発症しやすくなることがよく分かります。

若い世代には腰に負担のかかる姿勢や仕事をしている人が多いという事もあり、同じ仕事内容であるならば20代より30代のほうが椎間板ヘルニアになりやすいといえるのです。

高齢になると、椎間板の水分は減って老化は進行しているのですが、力仕事や腰に負担のかかる仕事をする人が少なくなり、腰に負担をかける事が少なくなり、椎間板ヘルニアになってしまう人が少なくなるのだそうです。

しかし、50代の方でも20代、30代の方と同じ仕事をしているのであれば、間違いなく年齢が高い方の方が発生率は高くなってきます。

椎間板ヘルニアは、よく可動性の高い脊椎の部分で起こりやすく、高齢者になると可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなります。

基本的に椎間板ヘルニアというと腰椎椎間板ヘルニアの発生率が高いのですが、年齢が上がってくるほど頚椎の椎間板ヘルニアになる人が増えてくるようです

腰椎椎間板ヘルニアの発生率が高いのが30代なのですが、頚椎椎間板ヘルニアにだけ関して言うと40代以上になると発生率が高くなってくるのです。

日常生活において腰にかかる負担に比べると、首に負担がかかる負担は少ないと考えられます。
そのことからも、頚椎椎間板ヘルニアの発生は、仕事や日常生活の負担が原因ではなく、老化による椎間板ヘルニアの発生といえるようです。