椎間板ヘルニア、痛みの軽減にトリガーポイント注射

椎間板ヘルニア、痛みの軽減にトリガーポイント注射

椎間板ヘルニアなどの痛みや、慢性の腰痛の原因や対策として、「トリガーポイント」が取り上げられることがあります。

トリガーポイントを刺激したり、トリガーポイントに注射をすることで痛みがおさまる事があるというものです。

トリガーポイントとは、腰や肩などに強く痛みを感じる点のことを言います。
ぎっくり腰などの急性の筋肉の障害や、運動で同じ筋肉を繰り返し使う事によるストレスにより、筋肉内に硬いしこりのような部分(緊張帯)ができてしまいます。その部分がトリガーポイントです。

トリガーポイントは、その周辺や、少し離れた場所にも放散する関連痛を発生させることがあります。
トリガーとは引きがねの意味で、トリガーポイントとは、痛みのポイントではなく、痛みを起こす引き金となっているポイントのことなのです。

このトリガーポイントは、ほとんどが東洋医学の経穴(ツボ)に一致するようです。
  
医師は診察時に背中や腰を触診してトリガーポイントを探り当て、そこに局所麻酔剤を注射します。
これをトリガーポイント注射といい、椎間板ヘルニアなどの痛みの軽減の為に使われる治療法の一つです。

このトリガーポイント注射は、椎間板ヘルニアなど痛みの原因(椎間板の変性など)を直接治療するものではありません。しかし、繰り返し注射することで痛みを除去する効果が期待できます。

トリガーポイント注射の効果は,
1、注射した局所麻酔薬によって痛みを感じなくなり、脳への痛みの信号を遮断する 
2、痛みによっておこるポイントの交感神経の興奮を抑えて、血流を良くする 
3、血流が良くなると、ポイントに溜まっている痛みを増強する物質(ブラディキニンなど)を血液が運び出す
などで、痛みが原因となって、更に痛みを増強している状態を断ち切る事ができるというわけです。

いわゆる坐骨神経痛や下肢の痺れもトリガーポイント注射や、トリガーポイントを刺激する事で治まることが多いとされています。

トリガーポイント注射はペインクリニックで受けることが出来ます。
また、トリガーポイントの刺激治療は、鍼灸や指圧・カイロプラクティックでうけることが出来ます。