椎間板ヘルニアと便秘の関係

椎間板ヘルニアと便秘の関係

椎間板ヘルニアでの症状としては、痛みやしびれ、などが主なものですが、椎間板ヘルニアが原因で便秘になるというケースがあります。

便秘は通常排便が無いという状態を考えますが、他にも便の形が通常のものとは異なる場合、少ない場合、排便時に肛門が痛んだり、力を入れないと出ないという場合も便秘と判断されます。

この便秘の原因が、実は椎間板ヘルニアもその一つだったなどと考えたことはないと思います。勿論、椎間板ヘルニアが直接の原因ではないという場合も多くあります。

お腹の神経も腰の椎間孔から出ているので、この神経がヘルニアによって障害を受ければ、便秘など、胃腸の調子が悪くなる場合もあります。

精神的なストレスから便秘になることもあり、痛みのためにあまり体を使わず、運動不足になりそれが原因で便秘ぎみになる事もあります。

椎間板ヘルニアと最も関連しているのが坐骨神経痛で、臀部や太股などに鋭い痛みを起こします。

例えば、現在便秘の症状があるが、坐骨神経痛のような神経症状がなく、腰の痛みが繰り返すという場合には、椎間板ヘルニアをさほど心配する必要はありません。

しかし、椎間板ヘルニアのごく初期の症状とも考えられますので、出来れば病院で検査を受けることが望ましいと思われます。今ではMRIなどの画像検査をすることで、ごく小さな椎間板ヘルニアでも簡単に特定することが可能です。

トイレで排便のとき、腰の前屈位では椎間板にはとても大きな力が加わります。
大きなくしゃみをしたとたんに動けなくなるというケースもあるように、排便中にくしゃみをしてヘルニアを発症してしまうことはよくあります。

便秘をしているときなら、なおさらだと思います。
つまり、逆の方向から見れば、ヘルニアがあるときには、便秘には注意しないといけないという事です。

便秘と対象的なのが下痢ですが、下痢も腰の痛みが原因となることがあります。
腰に負荷をかけていれば、腰の状態は毎日変化していますので、ある日には下痢になり、またある日に便秘ぎみになるという事も普通に考えられます。

便秘は病気ではありませんが、病気のサイン、兆候として大きな意味を持っていると云えます。