椎間板ヘルニア、内視鏡下腰椎後方手術後について

椎間板ヘルニア、内視鏡下腰椎後方手術後について

椎間板ヘルニアの手術で、内視鏡下腰椎後方手術は、先端にカメラがついた直径16㎜の金属の筒を腰部に挿入し、拡大されたモニターを見ながら神経の圧迫をとる最小侵襲手術です。

現在の内視鏡の手術では日帰りも可能といわれています。
しかし、手術後の骨や軟部からの出血を考えると2日間は安静にして寝ていることが安全だということです。
あまり早く起きていると手術した部分が出血してしまい、あとで針を指して血液を抜くことが必要になってくるからです。

2日目にベッドから起きて歩くのは、ほぼ安全です。
最近は椎間板ヘルニアの患者さんの中にも、肥満、高血圧、糖尿病、高齢と、安静にして寝ている期間が長くなると血管がつまりそうな条件を持った人が多くなっているので、なるべく可能な限り早めに起きてもらうのが良いということです。

痛みが強く、不安定の状態の場合は歩行器を使った歩行になり、通常4~5日までは歩行器が必要になるでしょう。
痛みの強い方はトイレまでの往復が限度かもわかりません。

痛みのない方は廊下の歩行から徐々に時間と距離を増やしていくといいでしょう。
杖歩行か何もなしでも歩けるようになったら退院も可能です。
通常、術後約1週間から10日での退院となるようです。

病院の室内ではできても、外を歩くことはより困難になりますので、退院前には階段の昇り降りや、しゃがんでから立てるくらいの状況でないと退院にはならないようです。

退院後はリハビリがとても重要になってきます。
医師や理学療法士の指導に従い、正しいリハビリを行わなくてなりません。

また、「コルセットを3カ月間は装着する」、「体をねじるような運動は避ける」といった注意を守る必要があります。
そうでないと、再発、悪化する可能性が高まると云われています。