椎間板の存在意義

椎間板の存在意義

椎間板は椎骨の間に存在する組織であり、ショックを吸収することや体のバランスを保っていく事に大きく貢献している事になります。そのためこの椎間板がなくなってしまった場合、脊柱は柔軟性を失ってしまうことになるので、動きも制限され非常にもろくなってしまうと言えるでしょう。高い所から落ちてきてしまうことがあれば椎骨を骨折してしまうリスクが非常に高まる事になると言えるでしょう。高齢者になっていくとこの椎間板の厚さがどんどんうすくなってきてしまい、その機能性をしっかりと確保できなくなってしまうこともあります。そのため椎骨の骨折も多くあると言える事になるでしょう。脊柱自体がつぶれてしまうこともあります。

椎間板基本的にどの椎骨の間にあるものも同じようなものとなりますが、微妙に特徴が違ってきます。特に頚椎の部分と腰椎の部分は特徴的で、前方の方が厚くできていることになります。これが人間にとって非常に良い効果を持っていてショックをより吸収しやすくなっていることになります。またこの椎間板の微妙な厚さの違いによって脊柱の特徴的な形ができていることになると言えるでしょう。もしすべての脊柱の椎間板が同じ厚さで均等に存在しているのであれば、脊柱が特徴的な湾曲を描く形になっているとは言えなかったものがあると言えるでしょう。

椎間板全体でみてみるとショックを吸収するという大きな目的が見えてきますが、ひとつひとつ見ていくとその場所に適した形を椎間板もしていることになります。非常に優れている部分とも言えるでしょう。人の体が環境にしっかりと適応していけるようになっていることを実感する事ができるでしょう。

しかしこの椎間板が原因になり椎間板ヘルニアになってしまうことも確かです。これだけ機能的な椎間板でもやはり限界が来てしまったり、ずれてしまうことで神経に対して有害な存在になってしまうことはあります。時には機能的に作られているからこそ、それが障害として出やすくなってしまうこともあると言えるでしょう。綿密に作られているからこそ壊れやすくもなっていると言ってしまうこともできるかもしれません。

ただ、そう簡単に椎間板ヘルニアなどにならないようにしっかりと対策も作られています。人の体の中では常にそのような防御プログラムのようなものが働いていると言えるでしょう。しかしそれでも症状として出てきてしまうときがあります。そのような時はそれだけ強い障害があるということを自覚して体をしっかりと大切にしようと考える事が重要です。体自身がもっている防御の能力を追い越してしまったということになるのでやはり異常事態が起こっているというように考える事ができます。