腰椎介達牽引という方法

腰椎介達牽引という方法

椎間板ヘルニアになりやすい部位としては頚椎部分と腰椎部分があります。そのためこの二つの部分には専門的な治療方法がある事も多く、そのうちの一つが腰椎介達牽引となります。頚椎のバージョンもあり、それと基本的には大きく変ることはありません。同じような原理でしっかりと牽引していくことになります。

しかし頚椎と腰椎ということは大きな違いであり、腰椎の場合は座って行うことになるのですが、腰椎の場合は座って行なうわけにはいきません。座っている状態では常に重力によって負荷がかかってしまうので牽引とは逆の方向に力が加わってしまうことになります。頚椎よりも腰椎部分での方が体全体の重さを支えているので座って行なうことは非常に難しいということになります。

そのため腰椎介達牽引では仰向けになって行うことになります。脊柱に関わる筋肉をしっかりと弛緩させるために、股関節をしっかりとまげて行うことになると言えるでしょう。引っ張る力は当然頚椎の時よりも大きく、そして継続させて力を加えていく時も頚椎よりも大きな力になっていきます。これを行なうことで腰椎に余裕をもたせえていくことになると言えるでしょう。

牽引する時には錘などを利用する事もありますが、しっかりと重さなどは決まっています。大きければ良いということではなく、大きすぎると当然筋肉や椎骨に余計な刺激を与えてしまい、症状を悪化させてしまうこともあります。そのため専門家の指導のもと行なっていく必要があるものとなるでしょう。

また牽引による治療方法が確実に効果となって現れるということでもありません。時にはあまり効果的な結果を示してくれない時もあると言えるでしょう。他の保存的な治療と平行して行われる事もあると言えます。

またこの牽引治療を受けていない時の生活環境の見直しなども大きく治療には影響してくることになると言えるでしょう。椎骨にかかる負担が日常的に大きいような環境があるような場合、牽引療法を実践してもやはり良い効果が見られることはありません。牽引している時間よりもずっと多くの時間負荷がかかっていることになるので当然と言えば当然となるでしょう。

ベストな環境を作って多くの治療方法の中の一つの選択肢として治療を進めていくことが良いということになります。完治させるために多くの手段が合った方が可能性も広がっていくことになるでしょう。