子供の腰痛は親の責任

子供の腰痛は親の責任

椎間板ヘルニアなどの腰痛は、姿勢の悪さが原因で起こることが少なくありません。

言い換えれば、「日常生活において姿勢に注意する」だけで、「腰痛の多くは未然に防げる」という事になります。

特に、子供の頃からの悪い姿勢は、習慣化してしまい、大人になって姿勢を改めようとしても、矯正が困難であり、また、根気が必要となってしまいます。

悪い姿勢は早いうちに治しておきましょう。
子供のころに椎間板ヘルニアなどを経験させるのは可哀想なことです。

勉強している子供の姿を観察してみると、頬杖をついていたり、うつむき加減で極端な前かがみ姿勢になっている子供がいます。

このような姿勢が習慣化してしまうと、脊柱(背骨)が横に曲がってしまったり、背中が丸く曲がった猫背になり、腰痛を引き起こす原因となってしまうのです。

子供の悪い姿勢は習慣化してしまうことが多く、習慣化してしまった後では、矯正は難しくなってしまいます。

「気がついたら注意する」これは、子供に対しての思いやりであり、親や教師の責任であると思います。

また、姿勢不良を引き起こすのは、物理的・動作的なものばかりではなく、精神的な情緒障害の影響も受けることも忘れてはならないものの一つです。

心配ごとや悩みごと、自分に自信が持てない時などは、大人でさえも背中を丸め、うつむきかげんになってしまうものです。

子供たちにこのような状態が現れたなら、それは子供たちがSOS信号を発していると思って下さい。
子供たちの心が体に表現されているのですから、見逃さないようにして下さい。

親は常日頃から子供とコミュニケーションをとり、精神的な苦悩が無いか察してあげることが重要なのです。

次に、近年においては子供の運動能力低下が問題となっており、運動不足や体を使った遊びが不十分なことから、姿勢不良が起こっている場合もあります。

発育過程において、体は急速に発育するのですが、その体を支える為の筋肉や靱帯が、この急速な発育に追いつかなくなることにより、体を支えることが出来ずに姿勢不良を招いてしまうのです。

現代の子供達は、とりまく環境の影響や社会生活の変化から、どうしてもゲーム・パソコンなどに興味があって、「戸外で遊ぶことの楽しさ」「体を動かすことの楽しさ」を知らないように思えます。

「屋外で体を動かし汗をかいて遊ぶ楽しさ」を教えてあげるのも、大人の責任だと思います。
そうすることで、厄介な子供の腰痛は防げるのです。