腰椎椎間板ヘルニアの自己診断

腰椎椎間板ヘルニアの自己診断

自分の身体のコンディションを把握し、理解することが、よりよい生活、よりよい人生を送るには欠かせないことです。

腰椎椎間板ヘルニアが発症すると、我慢できない痛みが突然襲ってくることがありますが、そうでない場合もあります。

我慢できないほどではないが、腰痛、並びに足にチリチリとした、ひきつるような感じの独特な「神経系の痛み」が走ったりします。

この腰痛や足の痛みが2~3週間以上続くときは、初期(急性型)の腰椎椎間板ヘルニアが疑われます。

椎間板ヘルニアの疑いがあるかどうかをチェックしてみましょう。

1、前かがみになると腰が痛い、腰を丸めることができず靴下を履くことが困難
2、椅子に座る時、また立ちあがる時が痛みが走り、つらい
3、歩くと足にしびれや痛みが走り、立っていることがつらい、または不可能
4、太ももやふくらはぎ、足などに、だるさや冷感がある
5、椅子に座っていると痛くなり、我慢できなくなる
6、足首が思うように動かせない
8、せきやくしゃみをすると腰に痛みが走る
9、爪先でうまく立つことができない

以上の中で思い当たることがあれば、整形外科で診断をしてもらった方が良いと思います。

また、パートナーに手伝ってもらう必要がありますが、医師が用いる検査法「ラセーグテスト(SLRT検査、または下肢伸展挙上テスト)」でも、チェックできます。

1、まず、ベッドや床など安定した場所に仰向けに横になって、深呼吸をしてリラックスします。
2、次に、膝を曲げないで左右片脚ずつ、脚をまっすぐ伸ばした状態で上へあげてゆきます。

この上げた脚とベッドや床との角度が約70°以上あれば、腰椎椎間板ヘルニアの疑いはほぼないと思ってよいでしょう。
30°くらいで痛みを感じるようであれば、椎間板ヘルニアの疑いが大きいと思われます。

痛みを感じたら、それ以上無理をせず静かに脚を下ろしてください。

椎間板ヘルニアの自己診断の方法はあくまで目安です。
簡単にチェックできますので、もしこれらのことで、椎間板ヘルニアの可能性を感じたときは、たとえ一時的に痛みがおさまったとしても、すみやかに整形外科を受診することをお勧めします。

指圧や鍼灸、マッサージ、カイロプラクティックなどの民間療法のほうが良いという方もいますが、まずは、腰の科学的な状態を把握することが重要です。

レントゲン検査を始めとして、MRI(磁気共鳴診断装置)や脊髄造影検査、CT検査などを受けることができるのも整形外科(病院)ですから、まずは整形外科を受診するようにして下さい。

ちなみに病院での検査は、痛い思いをする検査はありませんので、安心して受診していただけます。