腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ「呼吸法」

腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ「呼吸法」

腰椎の椎間板ヘルニアでは、リハビリに腹筋と背筋の強化は欠かせません。
筋肉が背骨を支える事で、腰(脊椎)にかかる負担が減るからです。

しかし、激しい痛みがある急性期では安静にすることが必須なので、しばらくは腹筋など激しい運動は控えなければなりません。

そこで是非ともお勧めしたいのが腹式呼吸です。
最初は慣れないのでちょっと難しいと感じるかもわかりませんが、この呼吸法を一旦身につけておくと、呼吸するたびに腹筋を鍛えることができるようになります。
また、発声が良くなるともいわれ、気持ちも若返るようです。

女性の大半は腹式呼吸ではなく、胸で呼吸をする胸式呼吸が多いようですから、特に女性の方にはこの腹式呼吸を習慣づけていただきたいと思います。

【腹式呼吸の方法】

腹式呼吸を行うためには姿勢が大切です。
猫背のようでは腹式呼吸はできませんから、コツをつかむまでは、椅子から立ち上がり、両足を肩幅に開いて安定性を保ってから行うようにしてください。

背筋をピンと伸ばしたら、呼吸をする際に肩を動かしたりせずに、お腹に意識を集中させましょう。

1、先ずはゆっくりと息を吐きます

2、次に息を吸い込みます・・・鼻から吸い込み、吸い込んだ空気をおへその下の丹田あたりに貯めるような感じで行ってみてください。

3、口からゆっくり息を吐き出します・・・お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりでゆっくりと吐くのがポイントです。

鏡を見ながらゆっくり一呼吸してみて、肩が上下せずに息ができていれば腹式呼吸ができているといえます。

腹式呼吸を続けていると腹腔内圧がアップし、筋肉が強化されますので、背骨にかかる負荷を軽減させることができます。

これは椎間板ヘルニアにとってはとても有意義なことで、また、直接関係はないのですが、胃腸の動きが良くなり便秘などの解消にも役立ちます。
また自律神経にも働きかけ、腰痛の痛みを軽減する効果も期待できます。