リハビリテーションが重要なカギ

リハビリテーションが重要なカギ

椎間板ヘルニアの場合、痛み止めの服用やブロック注射、牽引などで治療をしますが、これらは対処療法で再発防止にはなりません。
また、手術をしても完治するとは限らず、その後の生活態度によっては再発することがあります。

椎間板ヘルニアに対する治療方法や予防・再発防止について、一番重要なことは何といっても運動、つまりリハビリテーションをしっかり行うという事です。

リハビリテーションとは肉体的外傷を負った人が、社会復帰を目指し、外傷を負う前の身体に戻す為に、様々な運動や訓練をすることです。

つまり、椎間板ヘルニアにとってのリハビリテーションとは、身体を鍛えるという事になるかもしれません。

激しい痛みがある時は勿論運動はできませんが、痛みが緩和されてきたなら、リハビリとして軽めの運動から始めるようにしましょう。

まずは陸上でのウォーキングから始めてみましょう。
陸上ウォーキングは、腰への負担が少なく、しかしながら腹筋・背筋の強化…そして何よりも、下半身強化に絶大な効力を発揮します。

陸上ウォーキングは何の準備も必要なくマイペースで運動をすることができ、しかも歩くことで普段目にすることがなかった新しい発見をすることができます。
公園などを歩けば「ストレス解消」にもなります。
(ウォーキング用の靴は、足にあった良い物をお勧めします)

また水中ウォーキングも、筋力強化と体力アップとしてとても有効です。
水中ウォーキングは腰にかかる負荷は、陸上と比べると、1/10になります。

その為、足腰にかかる負担はとても少なくなるのです。
しかし、エネルギー消費量は陸上で行う時の1.3倍となり、これが水中ウォーキングの大きなメリットとなります。

さらに陸上/水中ウォーキングは、椎間板ヘルニアの治療・予防以外にも、生活習慣病の予防、心肺機能の強化、脳の働きの活性化、骨の健全化、肥満防止など様々な効果があります。

椎間板は20歳を超えた頃から老化が始まると云われています。
現代の生活環境などを考えると、椎間板ヘルニアは現代病の一種であるとも考えられます。

生活習慣の見直し、運動などで椎間板ヘルニアの予防、再発防止に努めましょう。