椎間板ヘルニアと飲酒

椎間板ヘルニアと飲酒

タバコが健康に有害である事は既によく知られていることです。
タバコと同じように健康に対する利害で語られるのが飲酒ですが、飲酒は椎間板ヘルニアに対してはどうなのでしょうか。

椎間板ヘルニアを発症すると、急性期には激痛に襲われることが多く、ちょっとしたパニック状態になってしまいます。

何が原因で起こってしまったのだろうかと考えてしまい、飲酒が悪かったのでは・・・などと考えてしまいます。

しかし、アルコールがヘルニアに対して直接的な悪影響を及ぼすということは、ほぼないといってよいでしょう。
飲酒が椎間板ヘルニアの「原因」になる事もありません。

また、ヘルニアになった場合にアルコールの摂取を続けても、直接的にヘルニアが悪化するということはないと考えていいでしょう。

ただし、椎間板ヘルニアの急性期で激痛に襲われている時は、筋肉が炎症を起こしていますので、飲酒は避けた方が良いでしょう。

アルコールは血行を促進する作用がありますので、強い痛みがある時に飲酒をすれば、血行が促進された影響で痛みが一段と強くなってしまうことがあります。

また、大量の飲酒は、体の回復力を低下させますので、ヘルニア症状の回復を妨げる可能性もあります。

その他、飲酒による間接的な影響としては、肥満があります。
過度な飲酒は肥満の原因となり、腰にかかる負荷も大きくなってしまいますので、ヘルニアの患者は肥満を避けなければなりません。

個人の体質にもよりますが、飲酒で体重が増えてしまうような人は、ヘルニアと上手に付き合うためにも飲酒の量を調節するなどして、体重のコントロールが必要です。

結局のところ、ヘルニアの患者さんは、アルコールの摂取は適量ならば問題ありませんが、過度の摂取には注意をしなくてはならないという事になります。。