腹式呼吸で腹筋を鍛える

腹式呼吸で腹筋を鍛える

腰椎椎間板ヘルニアは、予防や術後のリハビリ、再発予防に腹筋と背筋の強化は欠かせません。

背骨は筋肉によって支えられており、腰椎に関連する腹筋・背筋を鍛えることでかかる負荷を軽減することができます。

しかし、急性期の激しい痛みがある時には運動はできる状態ではありませんし、この時期はとにかく安静が必要となります。

安静と鎮痛剤などで痛みが軽減されて少し楽になった時にお勧めしたいのが腹式呼吸です。慣れないと最初は少し難しいかもしれませんが、この呼吸法に慣れると、普段呼吸するたびに腹筋を鍛えることができるようになります。また、発声が良くなるともいわれています。

【腹式呼吸の方法】

まずゆっくりと息を吐きます。
次に息を吸いこむ時に、胸に吸い込むのではなく、お腹を膨らませて空気をお腹に取り込むような感覚で行う事がポイントです。
肩は安定させて、お腹をふくらませながら鼻から息を吸ってください。

息を吐く時はお腹をへこませながら口から息を出します。
お腹がへこむまで全ての空気を吐き出すように息を吐ききって下さい。
そして、またゆっくり鼻から息を吸います。

鏡を見ながらゆっくりとやってみて、肩が上下しないで呼吸ができていれば腹式呼吸ができているといえます。

腹式呼吸を続けていると腹筋が強化されると同時に、腹腔内圧がアップするので、背骨にかかる負荷を軽減させることができます。
また、胃腸の動きが良くなり便秘の解消にも役立つほか、自律神経に働きかけ腰痛の痛みを軽減する効果なども期待できます。

腹筋と同時に背筋を鍛える必要もあります。
椎間板ヘルニアの痛みが緩和されてきたら、軽いストレッチ運動も取り入れていくようにします。
いずれにしても、正しいやり方で行なわなければなりません。
医師や理学療法士の指導を受けて正しい方法を身につけて下さい。