椎間板ヘルニアのリハビリに重要な筋肉「腹直筋」

椎間板ヘルニアのリハビリに重要な筋肉「腹直筋」

椎間板ヘルニアの患者は、急性期には安静にすることが基本です。
痛みが軽減されて体に自由が戻ってきたら、医師からは腹筋・背筋を鍛えるようにと指示があります。

「腹筋」といって思い浮かべるのが腹部の前面に大きく走っている「腹直筋」で、六つに分かれて見えるので有名な筋肉です。

みぞおちから下方に向かって走り、恥骨結合部まで伸びています。
筋肉の中でも大きい筋肉なのですが、厚さは1~2センチメートルほどしかなく意外と平坦な筋肉です。
脊柱(背骨)を前方に屈曲させることによって「腹圧」を内部にかける働きをもっている「屈筋」です。

腹直筋の直接の主な役割は
・体を前に曲げたり伸縮させたりする
・脊柱(背骨)を支える、姿勢を保つ
・お腹の中には腹膜に囲まれた袋があり、その中に腹圧をかけて膨らませた状態を保つ
などです。

腹膜の中には胃や腸などの内臓、血管、神経がおさまっており、この中を膨らませることにより内臓などを体の中の正しい場所に維持させます。

この腹直筋は、六つに分かれて見えるので有名な筋肉ですが、鍛えて六つに分かれるのではなく、元々六つに分かれている筋肉です。

皮下脂肪で割れ目が見えないだけなので、皮下脂肪を減らし、腹直筋を上手に鍛えれば割れた腹筋現れてくるのです。

体が内臓を守ろうして一番脂肪が付きやすいのがお腹周りで、鍛えていない人と鍛えている人との差が一番出てくる部位といえます。

腹直筋が弱いと年を取って筋力が衰えるころにはポッコリお腹になってしまう事が多く、見た目にも重要な筋肉といえます。