腰椎と椎間板ヘルニア

腰椎と椎間板ヘルニア

脊椎は24個の椎骨が連なったもので、腰椎は胸椎から下5個で、骨盤につながっています。一番上が第1腰椎、一番下が第5腰椎で仙椎と繋がっています。

縦に並んだ脊椎には脊柱管といわれる管があり、大事な脊髄がこの部分を通っています。
脊髄は第1腰椎のあたりから馬尾神経となります。

椎骨と椎骨の間には椎間板と言われるクッションがあり、椎間板ヘルニアは脊椎のどこにでも起こり得る可能性があります。
しかし、椎間板ヘルニアで症状の報告が多いのが腰椎椎間板ヘルニアです。

椎間板により腰椎の可動性が高くなり、腰をひねったり、腰を曲げたりすることができる
のですが、その分腰椎にかかる負荷は大変大きくなります。

腰椎骨の構造を見てみると、お腹側は横長の楕円形をしていて背中側にはいくつかの突起が付いています。
お腹側の楕円部分は椎体といい、背中側は椎弓や上関節突起(椎間関節)などからなっています。

腰椎の中でも特に第4腰椎と第5腰椎は屈曲や進展に大きく関わっていて、身体の柔軟性に関係の深い椎骨ですが、その可動域は一般的に2歳から13歳ごろがピークとなっており、年齢とともに稼働域が減少していきます。

第4腰椎と第5腰椎は他の腰椎より大きく頑丈にできているのですが、上体の負荷が一番大きくかかる椎骨であり、腰の伸展にも大きく関わっています。

その為、腰椎骨間(特に4腰椎と第5腰椎間、第5腰椎と仙骨間)の変性は早くから始まるといわれており、腰椎椎間板ヘルニアになるのは大きな負担が腰椎にかかることが理由とされています。

腰椎の柔軟性があればこの負担が軽減され、椎間板ヘルニアの予防につながるのです。
椎間板の老化は仕方がない事ですが、軟骨成分である椎間板は充分な栄養補給や新鮮な酸素補給などで老化を遅らせることは可能です。

継続的に行なう自分に合った適当な運動で血流を良くし、栄養バランスのとれた食事をきっちりと摂ることで、椎間板ヘルニアの予防は可能です。