腰椎椎間板ヘルニアの予防

腰椎椎間板ヘルニアの予防

腰椎椎間板ヘルニアを予防する為には、椎間板ヘルニアを発症させる要因は何かを考えてみる事です。

腰椎は脊椎の下位部で5個の椎骨からなり、上半身を支える脊柱のなかでも最も大きな荷重がかかってくる部位です。
また、可動性も大きいため、椎間板が変性し障害を起こしやすい部位でもあります。

手っ取り早くいえば、この椎間板にかかる負荷を極力減らすようにすれば、腰椎椎間板ヘルニアを発症するリスクが減るという事になります。

腰椎椎間板ヘルニアの要因として、長時間の同一姿勢、重労働、喫煙なども考えられています。

デスクワークや車の運転などのようにずっと同じ前傾姿勢で仕事をする方、引っ越し業の方、荷物を配達する方などは、腰椎椎間板ヘルニアになりやすい要因を抱えていることになります。
しかし、これらの事は仕事である以上避けては通れません。

事務職や車の運転で同じ姿勢が長時間続くようであれば、少し中断して簡単な運動をしましょう。
継続的な負荷をこまめに逃すようにする事です。
立って背伸びをするだけでも、また、ちょっとしたストレッチなどでも効果は十分にあります。
また、できる事ならばすこし歩くといいですね。

階段の昇降運動が多い方は特に降りる時に、大きな負荷が膝から腰へと移動してきますので、一歩一歩をしっかりと意識して体重移動を行うようにして下さい。

重い荷物を持ち上げる時は、必ず、腰を入れて(腰を落とす)、しっかりと腰から背中全体を使って持ち上げるようにして下さい。
重い荷物を運ぶ場合も持ち上げる時と同じですが、さらに「腕」もしっかりと使って「面的」に荷物を支える(抱え込む)ようにして下さい。

入浴は必ず湯船につかり身体を温め筋肉の疲労回復を図って下さい。
睡眠をしっかり取る事も、充分な栄養補給も重要です。
朝は軽い散歩や体操を行って、筋肉を動かしていく準備をしましょう。

その他必要なことは、腹筋や背筋を鍛え腰椎にかかる負担を減らす事です。
筋肉を鍛えるといってもスポーツ選手のような激しい運動は必要ではありません。
ウオーキングや簡単なストレッチなどでも鍛えることはできます。
ただし、継続が重要なのです。

継続して、正しい姿勢を心がけ、適度な運動をする事が、腰椎への負担を軽くすることにつながり、椎間板ヘルニアの予防にもつながっていくのです。